ゆとりの徒然日記

ドンピシャゆとり教育を受けた私の徒然なる日常を綴ります。

生活保護費より低い初任給。「健康で文化的な最低限度の生活」とは何か。

 

フジテレビで放映している「健康で文化的な最低限度の生活」(柏木ハルコさんの原作のマンガ『健康で文化的な最低限度の生活』の実写版)が、今日最終回を迎えた。

 

最初は何となく見ていたけど、これは色々勉強になるドラマだ。

 

まず、生活保護費の金額だ。ドラマを通して始めて生活保護の支給額やその内訳を知った。録画していたので書面を映した瞬間一時停止をして見てしまったくらい。

 

受給者によって金額は変わってくるみたいだけど、なんと、私の新卒初任給ではないか.....!

 

びっくりした。

体力、労力、精神力その他もろもろを消費して、やーーーっの貰えたお給料。

 

私が言いたいのは、生活保護者はお金を貰いすぎだ!とかそんなことではない。

 

 

むしろ私の勤めていた、というか、私のいた業界に疑問を抱いた。

 

IT業界、しかもSES....

分かる人は知っていると思う、この異様な業界を。

 

正社員なのにSESという体のいい人材派遣業界。そんな所に入ってしまった勉強不足な私が悪いのも事実だけど。

 

 

そんな中、生活保護費の額を知って、私がやっている仕事って何だろう。毎日早起きして、往復時間プラス拘束時間9時間、規定時間を超えなきゃ貰えないしやらなくてもいい無駄な残業、教育環境に適さない現場、業務内容を何も分からないまま放り出される形態。私って表面上は人並みの生活なのに、最低限度の生活を送ってるんだ。そう漠然と未来が霞んで見えた。

 

バイトをしていた方が稼げる。

そう同期と愚痴をこぼした夜もあった。

 

頑張って働いたとしても、上がる見込みのない給与を見て、バカバカしくなった。

 

 

私の新卒一年目は、不健康で文化的な最低限度の生活だ。